老人へのいたわり
いやぁ 最近 やっぱり 歳だなぁ
って 感じることがあります。
ついこないだまで くっきり 見えていた
物件資料の 小さい文字が
どうやっても ピントが 合わなくなっちゃってます。
ほんと 老眼って ある日 突然やって来ます。
今まで見えてた 距離だと どうしても 見えなくなり
手を伸ばして どんどん 遠くに 離すと
だから わたしも 奥さんも 新聞を見るときは
「前にならえ!」 ってくらい ぴんと 手を伸ばして 新聞を見ています。
そして わたしは 近眼で メガネを かけているのですが
ピントが 合わない 小さい文字を 見るときは
なんと メガネを はずすと くっきり 見えるって事を 発見しました。
今まで 目が悪くて 生まれて はじめて 得した気分です。
だから 老眼は 不要です。
小さい文字は メガネを はずせば くっきりです。
だから 新聞を 見るときも
ぴんと 前にならえを しているのは
今では 奥さんだけに なっちゃいました。
だから これから 契約とかで 書類を見るときは
メガネを おでこに ずらし
お客様を 見るときは もとの位置に 戻すって事の 繰り返しです。
お客様が 突然 事務所に 来てもらった時に
わたしが メガネを おでこに ずらしていた場合は
それは かっこつけてる訳でも
調子に のってる訳ではありません。
また ナルシスト風に 自分に 陶酔しているわけでもありません。
ましてや ど根性ガエルの ひろしの 真似をしているわけでもありません。
だから わたしが メガネを おでこに ずらしていて
その隣で 奥さんが ぴんと 前にならえで 新聞を 読んでいても
そっと やさしく 見守って下さい。
そう 見て 見ぬふり ってやつで お願いします。
もし 見ても そんな姿を どうか 笑わないで下さい。
ましてや そんな姿を 褒めたりしないで下さい。
「おでこに メガネって いかすじゃん!」 とか
「 腕が こんなに ぴんと伸びている人 初めて見ました!」とか
そんな お世辞は 結構です。
そんな事は 嘘だって わかりますから。
そうやって これから ますます 年老いていく