なごり雪　その後は？

 

【なごり雪　その後は？】

 

最近　お客様に　お会いするたび

結構の　確率で　

よく　質問されることが　あります。

 

 

それは　「ねずみは　その後　どうですか？」

っていう　質問です。

みなさん　ねずみで　眠れずにいる　

私たち　家族のことを　本当に　心配してくれているようです。

 

 

お客様が　お家探しで　

当社に　相談に　来られる際には

アンケートに　どんな住宅が　希望ですか？って

いろいろ　要望を　記入して　頂くんですが

わたしの場合であれば　間違いなく

「ねずみの　出ない家」　

この　１点だけが　条件です。

日当たりも　間取りも　場所も　

そんなことは　どうでも良く

ただ　「ねずみの　出ない家」　これに　尽きます。

 

 

それだけ　ねずみと　暮らす事は　

苦痛で　とても　ブルーな　気分になります。

ほんと　ねずみ一匹は　ゴキブリ１００匹に

匹敵する　とても　嫌な　生き物です。

 

 

こんな　辛い毎日から　脱出するため

先日　２月３日に　天井裏を　ぶち破り

部屋の中に　これでもかと

なごり雪を　降らせながらも

断熱材を　撤去しました。

 

 

そんでもって　外壁の穴も　全部　補修し

仕上げには　毒エサや　ネズミ捕りの罠など

あちこち　仕掛け　

もう　やるだけの事は　全て　やりつくしました。

フンの混じった　なごり雪を　たくさん　吸い込み

普通だったら　気分が　悪くなりそうなもんですが

徹底的に　駆除を　やりきった　満足感と

もう　これで　安心して　眠れるだろうという　期待感とで

とても　すがすがしい　気分でした。

 

 

その夜は　みんなで　鍋パーティーで　盛り上がり

奥さんも　子供たちも　ねずみに怯える　

生活から　これで　解放されると

久しぶりに　わが家に　笑い声が　こだましました。

 

 

そして　鍋も　いよいよ　

シメの　ラーメンに　さしかかった時

 

 

なんと　天井裏から　「たたたたた」　という　足音と

「ちゅー」の　鳴き声が・・・・・

みんな　呆然と　天井を　見上げました。

 

 

こうして　わが家の　ねずみの　いない生活は　

わずか　２時間で　幕を　閉じました。

それまで　和やかだった　雰囲気は　一転し

わが家で　いつも　一番　人気の　

シメの　ラーメンは　食べ頃なのに

誰も　つつくことなく　ふにゃふにゃに　なり

「何を　やっても　ねずみは　居なくならないよ・・・」

と　会話も　途絶え　鍋パーティーは　閉幕となりました。

 

 

その後　ねずみは　日増しに　どんどん　挑戦的になり

前より　元気に　走り回っています。

朝　起きたとき　リビングで　

ねずみの姿を　目撃することも　増え

もう　毎日　毎日　寝不足が　続き

最近　ほんと　引越しすることを　真剣　考えています。

 

 

ほんと　気の毒だと　思いませんか？

ね？　思うでしょ？

なので　こんな　可哀想な　岩下一家に

只今より　暖かい　義援金を　募集することにします。

いちおう　最低　一口　５万円から　受付します。

今回　食べ物は　余計　ねずみが　喜ぶので　却下します。

必要なのは　今は　ひたすら　お金。

どこかに　引越しできるかどうかは

みなさんの　義援金に　かかっています。