なおきちゃん伝 【結婚秘話です】
なおきちゃん伝
【結婚秘話です】
今日も ひさびさの なおきちゃん伝です。
前回までは お父さんとの
初対面デビューを 果たした時
までを 紹介しました。
今日は その続きからです。
無事 お父さんとの 挨拶を 終えたものの
結婚を 前提に お付き合いしているとか
具体的な 挨拶は 出来ませんでした。
それでも 付き合うことは
黙認してもらっていたようで
あとは いつ お父さんから
結婚の 承諾をもらえるか?ってことが
わたしの 大きな 課題でした。
実は お父さんは 鹿児島出身で
長男では ないのですが
いろいろ 理由あって 本家の お墓を
四條畷の 霊園に 持ってきているようで
その お墓を 守ることが
お父さんにとっては 何よりも 大事なことだと
その後 知ることとなりました。
奥さんは 一人娘なので
お嫁に 嫁いでしまうと
本家の お墓が 途絶えてしまうってことが
鹿児島から お墓を 四條畷に 持ってきた
お父さんに とっては 一番
大きな悩みで あることも 知りました。
わたしは どうしても 奥さんと 結婚したかったので
わたしの 両親に
「お墓を 守るため 養子に 行っても 良いか?」
と 相談することになりました。
さすがに わたしの 両親にとっても
予想すら していないことだったので
すぐに 答えを 貰えませんでしたが
最終的には 「どうしても 結婚したいのなら 仕方ないね」
と わたし達が 幸せになることを
望んで 両親は なんとか 承諾してくれました。
そうして 養子に 入ることが 許され
奥さんより お父さんに そのことを 伝えてもらうと
お父さんは 大層 喜んでくれたようで
その後 とんとん拍子に 結婚の話が 進みました。
結婚式も 二人だけで
ハワイで 挙式することになり
あれよ あれよと 話しが まとまりました。
そうして わたし達 夫婦は
昭和63年 3月27日に めでたく 入籍となりました。
ちなみに わたしの 旧姓は 松村です。
生まれてから 松村として 23年間を 過ごし
その後 岩下として 同じ 23年間を
過ごして 今に 至っています。
わたしにとって 松村という 姓も
岩下という 姓も
共に いつまでも 大事な わたしの 名前です。
その後 化粧品会社に 勤めていた
わたしが いつ どうして
不動産会社を 経営するに 至ったのか?
これは またの 機会へと 引っ張ることにします。