【驚異的な兄の話】 続編
【驚異的な兄の話】 続編
10月18日の記事で
わたしと 年が 4つ離れた
兄が いることを 紹介しました。
そして その記事の中で
兄が 脂肪肉腫という
ガンの 摘出手術を
終えたことを 紹介しました。
手術は 無事 成功し
術後 間もないにも 係らず
こっそり おにぎりを 食べ
栄養も 人一倍 採取し
驚異的な 回復で
兄は 既に 退院しています。
手術前の 主治医の 先生の話では
脊髄に 近いところの
腫瘍を 切除するので
顔に 麻痺が 出たり
咀嚼に 障害が 出たりすることを
覚悟するようにとの お話しでした。
ところが なんと
今のところ 何ひとつ 後遺症もなく
今まで 以上に 硬い からあげも
ばくばく 食べています。
そんな 兄の 回復に
母も わたしも
胸を なでおろす 一方
気になるのは 切除した 細胞結果です。
もともと 脂肪の腫瘍でも
【脂肪種】と 呼ばれるものは
ただの 脂肪の塊で 良性なので
切除する必要は ありません。
手術前の さまざまな 検査の結果
兄のは 【脂肪肉腫】と 呼ばれるもので
こちらは 悪性。
そう いわゆる ガン細胞です。
その 脂肪肉腫の中でも
大きく 分けると
5つの 種類に 分類され
その 種類によって
随分 克服できるかどうか?
リスクも 違ってきます。
ちなみに その 5つの
どの種類に なるかは
手術で 切除した ガン細胞を
精密検査してみないと わからないとの事。
この結果が 出るのを
家族全員 ずっと びくびくしていました。
そして 先日 ようやく
その ガン細胞の結果が 出ました。
5つの ガン細胞の
どれに 当てはまるのか?
固唾を 呑んで
主治医の 先生からの
結果を 聞いたところ
「5つの どの種類でも 無い」 とのこと。
「ただの 脂肪種でした。」
「ガンでは ありません。」との事。
固唾を 呑んで 聞いていた わたしたちは
予想もしない 結果に
「え! え!」と
一瞬 ポカンと なりました。
でも ガンじゃないって 事が
ようやく 理解でき
「良かった! 良かった!」と
主治医の 説明も 話し半分
うかれて 病院を あとに しました。
すると 帰りに ふと 兄が
「それじゃ 手術しなくても 良かったのでは・・・・」
「もし それで 後遺症とか 今 残ってたら ・・・・」
なんてことに 気付き
一同 し~んって 感じになりました。
確かに その通りで
もし 今現在 後遺症とかが 残っていたら
それは それで 悲惨でした。
でも もともと
楽観的な 私たち 家族は
「ガンじゃなくて 結果 オーライ!」
と この結果を 前向きに とらえ
その後も 病院と
言い争うことも ありません。
まぁ 結果的に 予想もしない
良い結果で 良かったものの
やはり 大きな 手術をする場合には
セカンドオピニオン等を 利用し
手術が 適正なのか?
誤診じゃないか どうか?
慎重に 重ねて 検査するべきだなぁ~って
初めて 痛感しました。
まぁ それでも
今後も 元気な 兄で いてくれることに
ほっと ひと安心。
予想外な オチが 付いたので
今日 紹介させて もらいました。