目指せ 直木賞 【砂時計】序章
普段 熟睡して
あまり 夢をみない わたしが
昨晩は 妙に ストーリーが しっかりしてる
夢を みました。
普通なら 目が覚めた 途端
夢の内容を 忘れるものですが
それが 結構 記憶に 残っています。
なので この 夢の話に
ちょっと アレンジを 加えて
連載小説として 連載してみることにします。
題名は 【砂時計】。
わたしの 名前に ふさわしい
【直木賞】を 真剣 狙ってみます。
それでは ご覧ください。
【砂時計】序章
とうとう わたしの手元にも 砂時計が届いた。
噂では 聞いていたが 実物を 手にするのは 初めてだ。
わたしの命の 代償が こんな ちんけな 砂時計とは 笑わせる。
なぜ 砂時計なんだ?という違和感と 共に
何気に 逆さにしてみる。
細い砂の線が もう わたしに 残された
時間は わずかしか 無いことを 物語ってるようだ。
とうとう 我が家にも 順番が来た。
そう思いながらも 他人事のような気がして
一粒の 涙すら まだ流れてはこない。
砂時計を 梱包した箱の中に 同封されていた
赤い便箋に 書かれている文字は
【2020年3月20日20時】
すでに 残された時間は 1週間を切っているようだ。
わたしは 家族に 見つからないように
砂時計と便箋を 車のトランクに押し込んだ。
妻と 子供の 悲しむ顔は 見たくない。
ぎりぎりまで 砂時計の存在を 隠すことに決めた。
これが 取りあえず
連載小説 【砂時計】の 序章です。
砂時計が持つ 意味は 何なのか?
【2020年3月20日20時】
刻々と 残された時間が 削られていき
なおきは どうなるのか?
次回 連載を 乞う ご期待です。