【知恩院で父に再会】
昨日は 1昨年に 亡くなった
父の 法要で
ちなみに わたしの 実家では
父が 亡くなった際に
どこかの 霊園に
お墓を 建てませんでした。
それというのも
生前より 父と 母が 話し合って
自分たちが 亡くなった後は
どこかに お墓を 建てるよりも
たくさんの 人が 訪れて
ひっそり 寂しげでなく
また とても 情緒あふれる
京都の 知恩院で
永代供養して もらいたいと
決めていたからです。
それを はじめて 聞いた 当初は
お寺に 永代供養して もらうなんて
どうよ?って
息子として 正直 ちょっと
違和感が ありました。
しかし 父が 亡くなってから
知恩院を 訪れるたび
これは これで ありって
今は 思ってます。
大きな 本堂で
10名ほどの お坊さんが
父のために お経を あげてくれる
その 光景は
圧倒されるほどの スケールで
又 とっても 神聖です。
自宅に お坊さんに
来てもらって 法要するのでは
なかなか こうは いきません。
しかし 供養で 大事なことは
故人を 慕う 気持ち。
お墓を 建てるのも 建てないのも
そんな事は
どうでも 良いのかも 知れません。
わたし自身 こんな風に
偉そうに 書いていますが
実は 普段から
先祖を 大事にし
供養を 一生懸命
マメに しているわけでは ありません。
でも それでも
生前 父が 支店長をしていた
三井住友銀行の 小阪支店へ行けば
ふと 父が 働いていた
颯爽とした 姿を 思いだします。
又 西宮の 実家の
タワーマンションを 見れば
阪神大震災で 全壊したのち
父が 再建理事会の 理事長として
先頭に立って 尽力を つくした
姿が 思いだされます。
ちなみに 全壊扱いになった
当時の 自宅マンションは
メガロコープ西宮
そんでもって 再建された
ファインビュー西宮
このように 供養とは
ふとした時に 故人を 思いだし
生前に 頂いた
さまざまな 恩恵に
感謝の 気持ちを 感じる。
こんな感じでも 良いはずです。
父さんの おかげで
母さんも 僕たち 兄弟も
僕の 家族全員も
みんな 元気で 暮らしてます。
本当に 父さん ありがとう。