【さらばゴルフ】

 

わたしは　こう見えても

人の　視線を　意識するタイプ。

まぁ　どっちかいうと

ナルシストな方かも　知れません。

なので　じっと　見られていると

良いところを　見せようと

妙に　力んで　しまいます。

 

 

なので　たまたま　その結果が　

良い結果に　結びついて

すごいな！なんて　褒められると

調子に乗って　どんどん　突き進みます。

しかし　その逆で

結果が　良くなかった場合は

馬鹿にされてないか？　不安になり

ますます　ドツボに　ハマる　

傾向に　あります。

 

 

そして　それらの傾向が　

顕著に　現れるのが

メンタルの　スポーツと　呼ばれる

ゴルフの　ときです。

 

 

たまたま　前回　

奥さんと　二人で　プレイしたときも

わたしたちの前で　回っている

４人組の方が　全員　初心者のようで

相当　待たされる事が　ありました。

まぁ　待たされるのは　良いのですが

困るのは　私たちより　

後ろの　組の人たちが　

どんどん　詰まってしまう事。

 

 

ちなみに　わたしたちの　

後ろの　組の人たちは　３人組で

６０歳代半ばの　おっちゃんと　おばちゃん。

見るからに　年季のはいった

ベテラン　３人組です。

 

 

ゴルフは　紳士のスポーツなので

前の組の人が　ティーショットを　打つとき

普通なら　離れたところに立って

静かにしておくのが　マナーなのですが

この　３人は　最悪。

ティーショットを　打つ　

私の　すぐ近くに　立って

じっと　打つのを　眺め

まぁまぁ　聞こえる声で　批評します。

 

 

ちなみに　最初の　２球くらいは　

たまたま　まっすぐ　飛んだので

「まぁまぁ　上手いみたやな。」

なんて　小声が　聞こえたのですが

その後　とんでもない方向へ　とんだ時

「なんや　初心者やで」

という　小声が　聞こえてきました。

 

 

それを　聞いた　その後　

調子が　ガクッと　悪くなり

何を　握っても　ヘンテコな　当たりばかり。

「力任せに　振ってるからやな」

「ボールを　見てへんからや」

なんて　批評が　次々　耳に　刺さります。

 

 

もう　腹が　たつのも　通り越し

わたしは　半ば　やけくそ。

くっそ～　見とけよ！と

必要以上に　力を　入れて

ドライバーを　振り回しました。

すると　見事に

空振り．．

ティーショットでの　空振は　

初心者の　私でも　記憶にない　出来事。

相当　凹みました。

 

 

そこで　後ろの　３人組の　

小声は？　というと

なんと　無言。

しーん・・・

何も　言ってくれないと

逆に　ますます　凹みました。

 

 

そっからは　何を　打とうと

ほぼ　半泣き。

早く　帰りたい　一心で

とにかく　構えたら　すぐ　打つ。

しかし　追い打ちを　かけるように

さらに　空振りを　量産。

終いには　途中で　ギブアップしたり

グリーン上で　勝手に　ＯＫにしたり

バンカーから　手で　出したり

チキン　そのもの。

あんなに　楽しかった　ゴルフも

苦痛しか　感じませんでした。

 

 

大体　停まっている　

ボールを　打つなんて　

冷静に　考えれば　

ちっとも　面白くない　スポーツです。

休みの日に　わざわざ　汗をかいて

何が　楽しいのか？

今　ようやく　正気に戻りました。

なので　ゴルフよ　さようなら

これからは　テニスの　時代です。