【美しすぎる1本】
今の時代は どうだか 知りませんが
わたしが 高校生のときは
柔道が 体育の 必須授業でした。
なので 全生徒 柔道着を 購入し
それなりに 柔道を 学びました。
ちなみに 柔道のルールでは
一本・技あり・有効・効果と
技の 精度によって 判定がなされ
ちなみに 一本になるには
相手を制し 強く 速く
背中を 畳に付けるように 投げる
それら 全ての 要素が
揃って はじめて 一本となり
その時点で 勝敗が 決まります。
又 技ありが 2つになれば
合わせて 一本となります。
ちなみに 柔道も
年々 国際化が進み 外国選手が
トップに 台頭してきました。
そうなってくると
タックルで 足を 狙ってくるような
やや レスリングっぽい 試合が増え
豪快な 一本が めっきり 減りました。
国際柔道連盟も それじゃ
柔道の魅力が 減っちゃうので
2014年に ルールを 見直し
美しい一本に こだわるような
ルール改訂が 行われました。
そうです
やっぱり 柔道の魅力は
鮮やかな 一本です。
しかし そうは言っても
トップレベルの 選手が
しのぎを 削る中で
一本勝ちを 収めるのは
なかなか 至難の業です。
しかし さすが 世の中は 広く
いとも簡単に 一本を
取り続ける 男が います。
しかも 常に 豪快で 美しく
国際柔道連盟が 求める
美しい一本 そのものです。
ちなみに その柔道家の 年齢は
おおよそ 65歳くらいですが
年齢を 感じさせない 技のキレ。
そして その柔道家は
なんと 門真市に います。
そんでもって
見事な 一本を 披露するのは
大体 朝5時くらいの ローソン前。
ちなみに わたしが 普段
出社する途中 大体 AM5時くらいに
ローソンに 立ち寄ります。
缶コーヒーを 購入して
コンビニに 設置してある 灰皿で 一服
これが 毎度の パターンです。
そのときに 必ず 現れ
「一本だけ 一本だけ!」
と タバコを せがみに来ます。
初めて 逢ったときは
あまりに しつこいので
仕方なく あげてしまい
その後 その 柔道家とは
3日に 1度くらいの ペースで会い
「一本だけ!一本だけ!」と
同じ ワザを 仕掛けてくるので
「一本だけちゃうやん
前にも あげたで
知らん 知らん」
と こちらも ワザを 返すと
「今日は貰ってへん」
そうして またもや 一本負け・・・
もし 本当の 柔道が
タバコを 一本ねだる 競技であれば
この おっさんは 金メダル確実。
もし 読者の方で
柔道に 自信のある方がいれば
朝5時に 門真の ローソンに
ぜひ 来てください。
真剣勝負が 楽しめます。
もし この おっさんから
逆に 一本を 奪えたら
その時は あなたが 金メダルです。