【未知との遭遇】
わたしのように
50年も 生きていると
普通に 暮らしていて 経験することは
おおむね 一度は 経験しており
生まれて 初めて 遭遇する
未知の 出来事が
どんどん 減ってきます。
ちなみに 食事にしても
普通の人が ごく 一般的に
食べるであろう 料理は
ほぼ 一度は 食べた事が あります。
そんでもって
特に 自分自身のことに 関しては
50年も 付き合っていれば
自分の性格や 好みなど
嫌というほど 知っていて
今まで 気がつかなかった
新たな 自分との 出会い
なんてことは 皆無です。
しかし わたしは 違いました。
50年間 生きてきて
一度も 自覚したことがない
新たな 自分を
このたび 発見することに
成功を 納めました。
そんな 新たな 自分とは 何か?
そう
打たれ弱く
すねる
どうやら 誰よりも
すねる タイプみたいで
一旦 すねると
すね続ける
そんな 自分を 発見しました。
ちなみに 1昨日の 定休日は
仲の良い 同業者さんと
半年ぶりに ゴルフに 行ってました。
ちなみに メンバーは
わたしを 含め 3人。
ちなみに 彼らとは 普段
定期的に 飲みに行きますが
たまたま わたしが 年長者なので
いっつも わたしが 彼らを イジリ
わたしの やりたい放題に なります。
なので 彼らとの ゴルフは
もっとも 気楽な メンバーです。
ちなみに その中で もともと
一番 上手なのは ハルカス
2mを ゆうに 超す 体格なので
ゴルフクラブも 耳かき みたいなもん。
ベストスコアも さすがの 86で
わたしが 太刀打ち
出来る 相手では ありません。
しかし ハルカスは この半年間
一度も クラブを 握っておらず
しかも 2週間前に 波乗りで 肩を痛め
ぶっつけ 本番で 当日を 迎えました。
そうなると 勝てるはずのない
ハルカスも 射程圏内と なります。
そして 残る ひとりは コテ
もともと 彼は 問題外です。
紳士のスポーツと 呼ばれる ゴルフを
最も 紳士でないのに 参加する
ハートの 強さは ピカイチですが
彼の 弱点は ケチなこと。
ボールを 亡くすと もったいないので
ボール ひとつ ひとつに
住所と 名前を 書いています。
とにかく プレイ中も
ボールを 亡くさないことに 集中し
谷超えとかの ホールは
手作り ボールを 使う 徹底ぶり
負けるはずは 有りません。
ちなみに わたしの 予想では
わたしが 103で トップ
2位が 105で ハルカス
最下位は 121で コテ
そんな イメージでした。
そして いざ スタートとなり
まずは ハルカスが
半年ぶりで まさかの ナイスショット。
続いて 眼中に なかった コテも
住所入りの ボールで ナイスショット。
予想外の スタートに
内心 動揺しながら
3番目に 打った わたしは
ボールの 上を わずかに こすり
飛距離は わずか 10ヤード。
普段 彼らを 散々 イジっていた
わたしの 立ち位置は 急転し
彼らから いじられ 始めました。
ちなみに その時は まだ 笑顔でしたが
その後 ミスショットが 連発するたび
笑顔は 全く 姿を消し
完璧 すねまくり。
彼らから
「ええ歳して すねんといてや」と
言われれば 言われるほど すねる。
その後 お昼休憩の ランチでも
座った席が 逆光で
ちょっと 眩しいだけで すねる。
頼んだ ステーキを ひと切れ
床に 落としては すねる。
ちなみに ゴルフが
すねる事を 競うのであれば
間違いなく シングルプレーヤーです。
結局 その後
ハルカスが 91で 優勝し
コテが 103で 2位
そして わたしのは 教えません。
今も すねてるから
このように わたしは
人を いじるのは 得意でも
いじられるのは 超苦手。
そして いじられれば すぐ すねる
そして ずっと ずっと すね続ける。
なので これから わたしと 会う方は
すねない様に 優しくしてください。