【怖いもの見たさ】
先日 ひさびさ 電車に乗って
取引に 向かいました。
乗った時刻は お昼過ぎだったので
運良く 端っこの 席に 座れました。
わたしは 乗り物で 移動するとき用に
単行本の 小説を 持ち歩いており
この日も 座るなり 小説を 取り出し
前回の 続きから 読み始めました。
座って 読むこと わずか 30秒
肩が 凝るので 首を クキクキする際
何気に 目の前に 座っている人が
視界に 飛び込んできました。
ピンクの ミニスカートを履き
股は だらしなく びよ~んと 開き
真っ赤な 下着が 丸見えです。
え! え!と びっくりしながら
さりげなく 顔を 見てみると・・・
男!
おぇぇぇぇぇ!
もちろん ニューハーフではなく
オネエでも ありません
どうみても おっさん。
ドン・キホーテで 売ってるような
ピンクの カツラを かぶり
真っ赤な 口紅を 塗りたくっているものの
誰が 見ても 女装している
変体の おっさん。
しかも 相当な 不細工
年は 40歳代だと 思います。
おっさんは 嘘か 本当か 寝ているので
恐る 恐る 身体も チェック
やっぱり 胸も ペッタンコで
ふくらはぎは すね毛が フサフサ。
そして 目を 上に ずらすと
出た! 赤い パンツ
おえぇぇぇぇ!
えらいもん 見てもうた
吐きそうや 気色悪い・・・
もう 絶対 見んとこうと 誓い
小説に 集中しようとしました。
しかし 見たら アカン アカンと思うほど
ちょっと 見てみよかな?って
そんな気が ムクムク
そう 道端の 猫の死骸とか
見ないでおこうと 思いながらも
つい ちらっと 見てしまう
あれと 同じです。
そして 小説から 顔を 上げると
出た! 赤い パンツ
おえぇぇぇぇ!
うわぁ 見んかったら 良かった
気色悪いもん また 見てもうた!
もう 絶対 見~へん!
そう決めて 3分ほど 経過。
どうも 落ち着きません。
またもや ちょっと 見てみよか?
そんな 好奇心が 湧いてきます。
そう 道端の ゲロを 見たくないのに
ちらっと 見てしまう あの気分。
そして 顔を 上げれば
出た! 赤い パンツ
おぇぇぇぇぇ!
アカン 見たら アカン!
気持ち悪すぎる! 変態や!
もう 絶対 見~へんで!
そうこうしながら
出た! 赤いパンツ
おえぇぇぇぇ!
その後 気持ち悪いと 言いながらも
下車するまで ちょこちょこ
赤いパンツを 3回ほど おかわり。
最後の方は すっかり 慣れて
おぇぇぇぇ とも なりませんでした。