【完璧な中華料理店】
わたしの中で 中華料理店は
大きく 分けて 2つに 分類されます。
まず 外観も 店内も 汚く
接客も ええかげんながら
餃子とか ラーメンとか 味だけは良く
しかも 価格が リーズナブル
そして もうひとつは
お店の外観や 内装からみて
いかにも 高級中華料理店って感じで
接客も さすがに 親切丁寧で
メニューも 前菜から デザートまで豊富
そして 普通の 焼き飯とかでも
1000円は するほど 価格は 高め。
でも さすがに 高いだけあって 美味しい
まぁ どちらも 共通してるのは
とにかく 美味しいということ
なので ランチ時など 満員です。
ちなみに わたし的に 好きなのは
汚くても 美味しい お店。
汚くて 流行っているってことは
味が 美味しいんだろうと
いやでも 期待が 高まります。
そして とうとう 出会いました。
全てが 整っている 完璧な 中華料理店
ちなみに 東大阪市の とある所です。
まず 店内は わたしの 好み通り
そして カウンターは 油で ギトギト。
そして メニューも 油で ギトギト。
嫌でも 期待感は 高まります。
そして わたしが 訪れた 時間帯は
まさしく ランチ時の 12:30頃
座る席が 空いてれば?と 見わたすと
店内に お客は わたしだけ。
急激に 期待感が しぼみます。
そして ギトギトの メニューを 開くと
どれもが 1000円以上の 超強気。
もしかしたら 美味しいけど
高いので 暇なんだろうと 思いました。
そして その後 腹を くくって
鳥の唐揚げと 焼き飯を 頼みました。
その後 即座に 鶏肉は 油に 放り込まれ
10分が 経過。
揚げてる 油の はねる音が 聞こえます。
そして 更に 待つこと 10分。
え! 揚げるの 長すぎない?
と 不安に なりましたが
鶏肉は しっかり 火を通さなければ
という 常識も 知ってますし
まして 店内が ガラガラなので
油の前に 調理師が 掛かりっきり
放置されてる訳とは 違います。
そして 待つこと 更に 10分。
ようやく 出てきたのは
いつも 見かける 鳥の唐揚げではなく
とにかく 揚げすぎで 肉は カリカリ
古く 汚れた 油なのか 異常に 臭く
こんな 不味いの はじめてです。
そのくせ 量が やたら 多くて
もう 鶏の唐揚げは ええわ いらん。
わたしに 残された 選択肢は
焼き飯に 期待するしかありません。
どんな 調理をするのか
信用ならない 調理人に 注目すると
奴は 中華鍋を 持つことなく
炊飯器の フタを 開け
「はい お待ち!」
ええ!焼き飯の
焼きは どこに?!
そうです 出てきたのは
薄味の 混ぜご飯で 具もなし・・・
これまた 日本一 不味い
焼き飯というか 混ぜご飯でした。
日本一 不味い 唐揚げと
日本一 不味い 焼かない 焼き飯。
店は 汚く 店内は ガラガラ。
しかし 料金だけは 高級中華店並み。
これ以上 負の条件を 兼ね備えた
中華料理店は ここだけ。
これぞ 東大阪市が 産んだ
日本一 完璧な 中華店だと
自信を 持って 宣言します。