なおきちゃんの住宅ローン講座【最新の住宅ローン情勢】
本日は 住宅ローンの 勉強です。
まず 皆さんも 耳にする マイナス金利政策
それは 各金融機関が 日本銀行へ
お金を 預けた時の 利息を
マイナスの 金利にするという 政策です。
そんじゃ その狙いは 何か?
金融機関が お金を いくら プールしても
利息が マイナスなので 利益は出ず
せっせ せっせと お金を 貯めるよりも
仕方なく 積極的に 融資するように 仕向け
市場に お金が 流通することで
景気を 上向きにしようとする 政策です。
そんでもって
その 影響で 住宅ローンの 金利は
間違いなく 史上最低レベルに 下がりました。
変動金利の 店頭金利は 変わらないものの
優遇金利の 引き下げが 広がり
又 固定金利は 史上最低の
異常な 低金利と なりました。
借りる方にとっては まさに チャンス
しかし そう 思いきや
そんなに 甘くは ありません。
いくら 融資しても 低金利の 影響があり
利ざやで 儲けることが 困難になった
金融機関は 方針を 変更しました。
ずばり 良い人だけに 融資すると。
どうせ 儲けることが 困難ならば
絶対 リスクのないと 思われる方だけに
融資したいと 思うようになりました。
そんじゃ 金融機関にとって
良い人とは どんな 人なのか?
ずばり 自己資金を 持ってる方です。
住宅ローンの場合は 通常
長期に 渡っての 融資になるため
借入申込人が 返済不能になるか どうか?
その リスクを 予想して 審査します。
それを 手っ取り早く 判断するのが
自己資金の 有無です。
ちなみに 不動産を購入するには
登記代や 保証料 火災保険料 仲介手数料
など さまざまな 諸費用が 発生します。
今じゃ 金融機関にとって
諸費用は 自己資金で 用意できて 当然
自己資金も 全く 無く
まして 諸費用まで 借りようとする方は
返済不能になる リスクが 高そうなので
出来るだけ 融資したくないという
スタンスが 強まっています。
ちなみに 7月1日から りそな銀行さんでは
自己資金を 諸費用と 別に
2割ほど 準備 出来る方で
勤務先や 年収など 申し分なければ
10年間の 固定金利で 0.4%という
破格の 条件の 商品もあります。
しかし 自己資金が 全くなく
諸費用も 借りたいと 申し込めば
結果は 最悪の場合 融資不可であったり
仮に 融資承認で あったとしても
優遇金利は 随分 目減りします。
それ位 最近の 住宅ローンは
自己資金の 有り無しが 左右します。
なので 当面は 自己資金ゼロで
諸費用も 全額 借入したい場合は
もし 借り入れ 出来たとしても
金利は ガッカリすると 思って下さい。
正直 今は それでも
融資承認に なっただけ 儲けものです。
なので 当面の マイホーム購入には
せめて 諸費用分だけでも 自分で 用意する
もし 自分達で 用意できなければ
両親に お願いしてでも 借りる
それが 無理であれば
随分 低い 金利は 諦める
これが 分かれ目と なりそうです。