【命懸けの闘い】
世界で トップレベルの マラソンランナーが
日々 厳しい トレーニングを 積み
最高の コンディションで 望んだ
世界新の タイムを 周辺から 求められ
その プレッシャーに 負けずに
世界新の ペースで 30キロを 通過
「よし! 俺は やった! 勝った」
応援で 沿道に 立つ 観客の
とある男の プラカードが 目に入ました。
それを しっかり この目で 見てしまった
トップの選手は 動揺を 隠せません。
「走るべきか?棄権すべきか?
事実なのか? 嘘の 脅しなのか?」
走りながら 答えを 見つけました。
しかし 答えが 見つかる訳 ありません。
「このペースで 走ると じき 爆破する」
そんな不安を 抱えながら
「とにかく 先頭では 危ない」
後続ランナーを 先に 行かせる事で
真偽を 見極めるべきだと
彼は 急激に ペースダウンしました。
「一体 どうしたんでしょう?」
何も知らない アナウンサーは 叫びます。
「少しでも 前に進むと やばい」
そう感じた 彼は とうとう 停まりました。
たった 5mほど前に 地雷が
なぜ 急に 走るのを やめたのか?
テレビカメラに 不自然に 映らないよう
無理くり 筋肉を ピクピクさせて
足が 痙攣を 起こしたように 演じ
そして 3分ほど 経過し 待ちに待った
2位の ランナーが 追いついてきました。
先に 後続ランナーを 行かせ
足の痙攣が 治まったかのように
すかさず 2位の選手の 背後を 追走
もう この時点で 世界新記録の 夢は
完全に 途絶えました。
しかし 先を 走るランナーに
あまり ぴったり くっつくと
地雷の 爆破に 巻き込まれるため
付かず 離れず 微妙な距離を 保ち
そこから 9キロほど 追走。
レースは 残り 3キロと なりました。
そこで 緊急事態が 発生
前の ランナーが 急に ペースダウン
どうやら 彼は まじに
足の 痙攣を おこしたようです。
彼を 抜かすわけにも 行かず
同じ タイミングで 不自然と 思いながら
こちらも 足の痙攣を 起こしたフリして
こちらも ペースダウン
微妙な 距離を 保ちました。
すると 前を 走ってた ランナーが
「やばい 抜かしてしまう」と
すると 前の ランナーは
沿道に 回避し リタイアを 宣言。
こりゃ まずいことに なりました。
棄権するか? 後続ランナーを 待つか?
彼が 咄嗟に 出した答えは
後続ランナーを 待つでした。
しゃがみこみながら 待つこと 1分
後続ランナーの 足音が 聞こえてきました。
後続ランナーが 抜き去ったのち
いざ レース再開と 立ち上がった時
正真正銘 足の 痙攣が きました。
よろよろと 立ち上がったものの
追走は 及ばず ゴールはしたものの
32位と 無様な 結果となりました。
ちなみに 地雷は 爆発しませんでした。
世界トップクラスの 実力を備え
苦しいトレーニングを 乗り越え
万全で 望んだにも 係わらず
地雷の 恐怖に 脅かされて 惨敗。
しかし 誰も 彼を 責めることは 出来ません。
このように やるべき事を 全てやり
あらゆる 準備と 努力しても
報われない事が あります。
そんな 作り話は これくらいにして
ようやく こっから 本題です。
先日 ブログで 書いたように
血のにじむ 素振りを 繰り返し
万全で 迎えた 7月13日
3ヶ月ぶりに ゴルフに 行きました。
しかし 昨日は 生憎 雨
それは 予期してない 事態でした。
換気扇の前で アイコスを 振り回したのと
余りにも 環境が 違い過ぎました。
まず 雨で 全身 ズブ濡れ
手袋も クラブも ズブ濡れで
ツルツル 滑って 振り回せません。
滑りにくい 表面仕上げの アイコスを
そして 更に わたしを 苦しめたのは
ピカっと 光った後 ば~ん!
ピカッときて ば~ん ですよ?
そんな中で いかにも 落雷しそうな
鉄の 棒を 握って 原っぱに 立つ
そんな事 出来ますか?
もし 感電したら 生きるか 死ぬか
もう ゴルフではなく そこは 戦場です。
しかし 普通なら 棄権するところを
わたしは 最後まで 戦いました。
スコアが どうだとかより
生命の 危機の 恐怖との 闘い
そして その 恐怖に 負けず
ひと皮も ふた皮も 成長を 遂げた
わたしが ここにいます。
そして 来週も ゴルフに 出かけます。
雷雨の中で 見せた あの男気
晴れていたら どうなるのか?
どんなプレーが 飛び出すのか?
また 報告します。