【丸くさえなければ】

 

本日は　ゴルフネタなので

ゴルフをしない方には　意味不明です。

なので　これ以降は　

ゴルフをする方のみ　お読みください。

 

 

まず　わたしが　ゴルフを始めて

２年と　少しが　経過しました。

デビュー時は　１６０ほど　叩いたものの

順調に　少しずつ　スコアは　縮まり

一度だけ　１００を　切ったことも　あります。

しかし　１００を切ったのは　１年前で

その後　どんどん　スランプに　陥り

最近は　ハーフ６０台も　叩きます。

 

 

まぁ　それでも　

ドライバーは　それなりに　上達し

方向性は　定まらないものの

打球が　ほぼ　曲がらなくなりました。

 

 

しかし　いつまでたっても　

上手に　ならないのは　アイアン。

セカンドショットから　アプローチまで

トップはするわ　ダフるわの　連続で

ショートコースで　７くらい　叩きます。

 

 

コース中に　一番　打つ回数が　多い

アイアンが　下手くそであれば

それこそ　致命傷。

この　２年間　アイアンの　打ち方を

我流で　あれこれ　いじり

いじれば　いじるほど　当たらなくなり

アイアンなんてものを　発明した人を

憎むように　なりました。

 

 

一体　何が　悪いんだろう？

ずっと　長いあいだ　悩んできましたが

ようやく　答えが　見つかりました。

 

 

たどり着いた　その　答えは　

 

 

クラブ

 

 

そうです　クラブが　悪い。

弘法　筆を選ばず　と言いますが

あんなのは　嘘。

いくら　センスが　あっても

道具が　駄目では　実力は　出せません。

 

 

そんじゃ　わたしの　アイアンの　

どこが　駄目なのか？

とにかく　丸い。

ソールが　異常に　丸いんです。

 

 

ちなみに　これは

マクレガー社の　ＮＵ２０２ドームという

今じゃ　廃番の　アイアンで

８本セットを　１０万円位で　買いました。

しかし　改めて　見ると　本当に　丸い

 

 

それが　５番であろうが

サンドウェッジであろうが　

全てが　こんなに　丸いんです。

こんな　丸い　アイアンを　持ってる人を

他で　見たことは　ありません。

 

 

どんだけ　丸いのか？

他メーカーの　アイアンと　比較すると

一目瞭然です。　

 

 

ちなみに　丸いことで

何が　困るかっていうと

打ち込むことが　出来ません。

ゴンと　フェースが　跳ね返り

どこに　飛ぶかは　分かりません。

 

 

そんじゃ　なんで　

こんな　クラブを　買ったのか？

それを　今から　説明します。

ちなみに　ゴルフを　やり始めた時に　

わたしが　持っていたのは　

わずか　４本だけの　クラブ

全て　知人から　貰ったものでした。

 

 

ちなみに　その時　

全く　ゴルフの　知識がないので

その4本の　クラブが　何なのか？

良く　知りませんでした。

 

 

ちなみに　その　４本のうち

まず　ドライバーと　パター　

これは　さすがに　素人でも　解りました。

問題は　残りの　２本です。

さすがに　今じゃ　解りますが

それは　フェアウェイウッドの　７番と

ユーティリティの　５番でした。

 

 

それを　あろうことか　

素人の　わたしは

フェアウェイウッドの　７番を

ユーティリティだと　思い込み

ユーティリティの　５番を　

５番アイアンだと　思っていました。

 

 

なので　その頃　スタッフ達と

ゴルフの　練習場に　行けば

ユーティリティを　手にしているのに

「どうや！俺の　５番アイアンは！」

と　叫んだり

７番ウッドを　振り回し

「いくで！ユーティリティ！」

と　大きな声で　騒いでいました。

思い出すと　恥ずかしくて　堪りません。

 

 

ちなみに　その　ユーティリティが

とっても　丸かったんです。

「アイアンは　丸いのに　限る」

そう　信じていました。

 

 

そして　その後　コースデビューするのに

４本だけでは　足らないので

アイアンを　買い揃えることになり

いざ　ゴルフ５へ　出向きました。

 

 

しかし　どこを　探しても

薄っぺらい　アイアンばかり

仕方なく　店員さんに

「ゴロンと丸い　アイアン　ありませんか？」

と　伝えたところ　

奥の　陳列台から　持ってきてくれたのが

今現在　わたしが　使っている　

マクレガーの　アイアンでした。

 

 

それを　ぱっと　見て　

わたしが　言ったのは

「もっと　丸いの　ないですか？」

アイアンだと　勘違いしていた

わたしの　ユーティリティは　

もっと　丸かったからです。

 

 

即座に　店員さんは

「これ以上　丸いアイアンは　ないよ」

と　キッパリ　否定されましたが

「いやいや　わたしの　５番アイアンは
　もっともっと　丸いんです」

と　わたしも　負けじと　応酬しました

 

 

「ちなみに　どこのメーカーですか？」

と　聞かれ

即座に　わたしは

「フィットリスト」と　答えました。

すると　店員さんは

「う～ん・・・フィットですか？」

なんて　悩みだしました。

 

 

この時点で　わたしは　

「この店員は　アカン　新人や
　フィットリストも　知らんなんて」

そう　思った　矢先に

「もしかして　タイトリストですか？」

と　聞いてきました。

「いや　違うねんけど・・」　と答えながら

このロゴは　フィットリストでなく

タイトリストと　読むことを　知りました。

タイトリストを　フィットリスト・・・

めちゃめちゃ　恥ずかしい・・・

もう　そこからは　店員さんの　云いなり

その後　すんなり　マクレガーの　

アイアンセットの　購入となりました。　

それが　この丸い　

アイアンを　買った　理由です。

 

 

そう　全ては　あの　衝動買いのせい。

ユーティリティを　アイアンだと　思い込み

タイトリストを　フィットリストと

読み　間違えてさえ　いなければ

こんな　ゴロンと　丸く　醜い

アイアンで　苦しむことは　なかったはず。

アイアンさえ　丸くなければ

アイアンさえ　丸くなければ

当分　うなされる夜が　続くでしょう。