【絶対絶命の新聞入れ】

 

皆さん　犬好きですか？

それとも　猫好き？

ちなみに　わたしは　どちらも　苦手です。

犬は　幼少期のころ　大きな　ポインターに

追いかけられた　トラウマで　

今も　恐怖心が　拭えません。

 

 

そんでもって　

何が　怖いって　言うと　あの鳴き声と　牙

甘噛みするなんて　聞きますが

そんなのは　全く　信じられません。

あんな　尖った　牙で　全力で　噛まれたら

そりゃ　痛いのなんの

なので　牙が　ある動物は　

基本　全てが　苦手です。

 

 

そういう理由で　猫も　駄目

ハムスターとかも　無理

歯は　平たく　尖ってませんが

いかにも　脳みそが　小さく　頭が　悪そう

なので　死ぬ気で　噛み付くはず

だから　怖くて　触れません。

 

 

だから　そんな　わたしにとっては　愛くるしい　

チワワでさえ　恐怖の　対象です。

 

 

瞳を　見てる分には　怖くないのですが

口を　開ければ　やはり　尖った　牙があり

噛まれたら　そりゃ　痛いの　なんの

実は　そんな　チワワに　噛まれたので

どれほど　痛かったか　今から　書きます。

 

 

それは　チワワを　飼われている　お客様の

自宅　玄関扉に　付いている　新聞入れに

住宅ローンの　書類を　投函したときの事。

廊下から　恐る　恐る　書類を　

新聞入れに　差し込み出したとき

キャンキャン！という　鳴き声が　聞こえました。

 

 

それを　聞いた途端　恐怖で　体が　硬直し

書類を　うまく　入れることが　出来ません。

ちなみに　日中は　奥さまも　お勤めで

ご自宅には　誰も　居らず

自力で　投函するしか　ありません。

しかし　扉の　向こうから　聞こえる　

荒れ狂ったような　鳴き声と

飛びかかってきているであろう　足音で

それこそ　気が　気じゃ　ありません。

 

 

すると　運悪く

書類が　どっかに　引っ掛かり

これ以上　書類が　入らなくなりました。

重要な　書類でなければ　諦めるのですが

大事な　住宅ローンの　申し込み書なので

室内に　ちゃんと　投函しなければ　なりません。

 

 

さすがに　もう　この時点で　汗びっしょり

恐怖で　失神しそうですが　

なんとか　勇気を　振り絞り

新聞入れから　手を　差し込み

書類を　つまみ出そうとした　その時

 

 

がぶっ！

 

 

親指に　激痛が　走りました。

まさか　チワワの　牙が　こんなにも

痛いとは　思いませんでした。

指を　咄嗟に　引き抜こうとしますが

噛み付いたまま　離れません。

肉が　大きく　裂けたのは　間違いなく

骨が　軋む　感触がします。

痛みで　目の前が　真っ赤になり

もう　無理　失神すると　思いましたが

どうやら　指を　噛みちぎられる事は　なさそう

しかし　その後　病院で

何針か　縫うのは　避けれそうにありません。

 

 

そして　その後　更なる

激痛が　襲ってきました。

そう　明らかに　噛む力が　変わりました。

さっきまでの　数倍くらい　強くなり

もう　指が　噛みちぎられるのも

時間の　問題です。

こうなりゃ　噛まれていない方の　手で

チワワを　どつくしか　ありません。

意識が　遠のきながら　逆の手で

新聞入れから　手を　突っ込み　覗いてみると

なんと！

噛んでいたのは　チワワではなく

 

 

コテと言う名の老人

 

 

そこで　はっと　目が　覚めました。

もちろん　夢です。

 

 

ちなみに　コテという名の　老人は　

チマさんという名の　チワワを　飼っており

フェイスブックで　画像を　アップしています。　

 

 

ちなみに　彼は　昔から　わたしに　対して

異常な　ライバル心を　抱いており

わたしの　会話に　噛み付いてきました。

しかし　本当に　噛まれたのは　初めて

しかも　全力で　噛んでくるとは・・・

 

 

わたしが　恐怖心を　感じる　生物に

コテという名の　老人が　加わりました。

というか　バイ菌とか　どの動物より

たくさん　持ってそうなので

一番　怖い存在と　言えるでしょう。