【ゴルフ場を貸切った夫婦の物語】

 

昨日の　水曜日は　奥さんと　

毎度おなじみ　ゴルフに　出かけました。

なんと　行き先は　日本海側にある

舞鶴カントリークラブです。

 

 

さすがに　日帰りは　大変なので

前日に　車で　舞鶴入りし　

ゴルフ場の　隣接ホテルで　宿泊してから

翌日に　プレイするという　プラン。

ちょっと　雨が　心配なものの

この時期は　コロコロ　天気予報も　変わり

アテに　ならないので　晴れを祈って

とりあえず　舞鶴へ　ＧＯです。

 

 

到着してみると　なかなか　宿泊施設も　立派

 

 

コースも　起伏は　激しそうでは　ありながら

なかなか　良さげな　コースのようです。

 

 

しかし　気になるのは　天気予報

その時点で　翌日の　予報は　

曇のち雨から　雨ときどき　曇へと　変わり

どうやら　雨が　降るのは　避けられない様子。

こうなりゃ　少しでも　早くに　スタートして

濡れる前に　フィニッシュするべきだと

ゴルフ場の　フロントで　スタート時間を　

早く　出来ないか？　聞いてみました。

 

 

すると　明日は　平日に　係わらず

大きなコンペが　いくつか　重なっており

ほぼ　満員とのこと。

こうなりゃ　仕方ないので

予定通りに　起床し　朝食を　食べて

回るしか　なさそうです。

 

 

そして　いざ　翌日　目が覚め

まずは　カーテンを　開けて　雨を　チェック。

雨が降った　形跡は　あるものの

その時点は　止んでいました。

すかさず　スマホで　天気予報を　チェックすると

強い雨と　雷注意報の　文字。

う～ん　大丈夫だろうか？

ちょっと　心配になってきました。

 

 

しかし　もともと　わたし達　夫婦は

少々の雨や　雪なら　お構いなく

プレイする　図太さを　持っています。

折角　舞鶴まで来て　宿泊し

キャンセルってのも　残念で　たまりません。

今　降ってないんだし　大丈夫だろうと

決め込み　朝食会場へ　向かいました。

 

 

すると　なんと　食堂は　ガラガラ

わたし達　夫婦だけです。

そして　朝定食を　食べてる　途中

気になって　ちょこちょこ　窓を　眺めると　

とうとう　雨が　降り出した　模様

でも　今のところ　普通の　雨って　感じです。

 

 

しかし　雨が　降り出してきたことで　焦りました

普段は　午前と　午後の間に

ランチ休憩を　挟むのですが

濡れたままで　休憩ってのも　辛いし

早くに　スタートして　休憩なしで

１８ホール　回ったほうが　ええんとちゃう？

って　言うことになり　再度　フロントへ。

 

 

昨日　大きなコンペが　入っていて

満員だと　言ってましたが

早く　スタートして　スルーで　回れませんか？と

駄目もとで　聞いたところ　大丈夫ですよとの事。

そこから　急いで　支度して　

スタートホールへ　向かったのが　午前８時

しかし　すでに　外は

土砂降り　まさに　豪雨です。

 

 

まずは　レイン用の　ウエアを　着込み

傘を　さしながら　プレイスタート。

しかし　前の　４人組が　異常に　遅く

豪雨の中　待って　イライラします。

でも　意外や　意外

１番ホールは　ショットも　まずまずでした。

 

 

その後　２ホール目で　すでに　

全身は　びしょ濡れ

傘なんて さしても 意味がなく

レイン用の ウエアの　防水効果はなく

大量の雨水が　染み込んできました。

 

 

ここで　蒸し暑いだけの　レインウェアを　

脱ぎ捨て　迎えた ３ホール目

ここで　コースに　異変が　訪れました。

まず　フェアウェイに　

あちらこちら　水溜りが　出現し

バンカーも　プールみたいです。

 

 

その後　迎えた　４ホール目

遅かった　前の４人組が　リタイアしました

これは　これで　大歓迎

これからは　スイスイ　プレイできます。

しかし　コース上は　雨水が　川のように　流れ

グリーンも　ほぼ　水溜りになりました。

 

 

パターを　全力で　振り回しても

水溜りで　ぴたっと　止まる　感じ

うわぁ　ミスった　大きすぎたって　ミスショットが

逆に　それで　何回か　助けられました。

 

 

その次の　５ホール目では

とうとう　後ろの組も　リタイアしたようで

周りを　見渡せども　プレイヤーは　居ません。

もう　この時点で　靴は　ジュクジュク

水溜りを　避けて　歩くのも　馬鹿らしく

水溜りを　あえて　好んで

バシャバシャ　歩くようになりました。

 

 

そして　６ホール　そして　７ホール目と

豪雨は　一度も　

勢いを　弱めることなく　降り続け

スコアカードも　雨で　破れ　捨てました。

しかし　それでも　プレイは　続行

メガネは　ズブ濡れで　ほぼ　見えません

そうすると　ありゃ　不思議

ナイスショットが　連発。

そんでもって

メガネを　タオルで　拭くと　ミスショット連発

見えない事が　ナイスショットに　繋がるようです

 

 

まぁ　そんなこんなで　なんとか

アウトの　９ホールを　全部回り

一旦　スタートホールへ　戻って

そのまま　スルーで　回ることを　伝えると

「ええ！　回られますか？」　と

従業員さんは びっくり顔。

なんや　この夫婦は？　

みたいな　扱いを　受けました。

 

 

その後　ずぶ濡れのまま

ＩＮの　１０番ホールへ　到着

周りを　見渡しても　どこにも　人影はなく

見かけるのは　鹿の群れと

フェアウェイの　水溜りに　突如現れる

でっかい　ウシガエルくらい。

 

 

そんな中　ずんずん　回りました。

すると　徐々に　雨は　豪雨から　

やや　強めの雨に　変わり

土砂降りに慣れた　わたし達には

もはや　ベストコンディションになりました。

 

 

ただ　それも　つかの間

今度は　霧の　発生です。

ゴルフ場の　霧って　本当に　えげつなく

３０ｍ先が　全く　見えなくなります。

 

 

真っ直ぐ　飛ぶ　奥さんの　ボールは　

探せば　すぐに　見つかるものの

右や　左や　どこに飛ぶか　分からない　

わたしの　ボールは　見つかりません。

なので　そんなときは

ぼてっと　ボールを　ポケットから　落とし

この辺に　しとくわと　卵を　産みます。

 

 

その後　霧は　最終ホールまで　続き

徐々に　産みなれた　わたしは

ボールを　探すことも　辞め

打ったら　ズンズン　真っ直ぐ　歩いて

良い場所を　見つけて　産む。

 

 

そうして　結局　その日

産んだ　卵は　１５個以上。

持ってきたボールは　全て　使いきり

奥さんの　ボールも　使いました。

 

 

でも　楽しかった。

普段　飛ばすことが　出来ない

フェアウェイの　遠くの　ど真ん中に　産む

まっすぐ　平坦な　ところを　見つけて　産む

新しい ゴルフの 楽しみ方を 発見しました。

 

 

そして　余談ですが

回り終えて　クラブハウスへ　戻ったとき

従業員さんに　聞いてみました。

「今日の　コンペは　どうなったんですか？」

「全て　中止になりました」とのこと。

「今日　何組の方が　プレイしたんですか？」

と　わたしが　聞くと

「５組の方がスタートして　４組が　途中リタイア
　最後まで回ったのは　お客様だけです」

との事でした。

どうです？　すごいでしょ？

広いゴルフ場を　なんと　貸切りです。

 

 

そんでもって

その後　お風呂も　当然　貸し切り

なので　浴槽で　屁を　コキまくり

食堂も　貸し切りなので　コボシまくり

コース上では　卵を　産みまくる

なんか　良い　1日となりました。