東大阪市不動産会社 リナホーム代表なおきのブログ

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なおきちゃん伝

【何も隠さずカミングアウト】

 

今さらですが 先日の テレビ出演の際

倒産危機を救った 不動産会社社長

びっくり仰天の 客寄せ術

なんて タイトルで 放送されました。

それを ご覧になって 大丈夫なの?

なんて 心配してくれている方が

どこかに いるかも 知れないので

昔を 振り返り カミングアウトします。

 

 

当社は もうすぐ 創業24年目を 迎えますが

その 大半の 15年ほどは

自社分譲事業をしていました。

父が 築き上げた 工務店を 継いだのですが

わたし自身が 大工の経験がないことや

養子の 2代目という 立場もあり

長年 勤めている 従業員の 大工さん達に 

必要以上に 気を 使ってた事など

その他 いろいろな要因も 重なって

大きな 借金を 作ってしまいました。

まぁ わたしに 工務店経営者としての

能力が 足らなかったからです。

 

 

そして 借金が 1番 膨らんだときは

3億円を 超えていました。

ちなみに その 借金の中には 

借入先が 金融機関でなく

知人からの 借入れも 含まれてました。

 

 

そんな 8年ほど前の ある日

出資してくれてた 知人から 連絡があり

全額 返して 欲しいと 申し出がありました。

その額 ざっと 5000万円。

残念ながら そんな 大金は 

会社に 残ってませんでした。

それを 知人に 正直に お詫びし

必ず 全額を 一括で 返すので

少し 待ってもらうよう お願いしました。

 

 

もう それからは お金を 捻出するため

借金で 建てた 自社ビルを 売りに出て

ダンプカーや ユニックなどの 車両や

在庫で 持っていた フローリングなど

お金に 変えれるものは 全て 売りました。

それでも 足らないので

奥さんが 乗っていた 自家用車や

娘たちに 買った ピアノとか

ありと あらゆる物を 処分しました。

 

 

そして なんとか その後 知人には 

全額 返済することが 出来て

山ほどあった 借金も

随分 減らす事が 出来ました。

 

 

しかし 会社の 事務所も 失い

まさに 丸裸 同然

運転資金も ありません。

もうこりゃ 倒産か・・・と 

さすがに 心が 折れそうでしたが

まだ 娘たちは 学生です

最後の 崖っぷちの 勝負に 出ました。

そうです それが 今現在に 至る

リナホームの 始まりです。

 

 

山ほどある 不動産会社の中で

生き残っていくために 何をするか?

とにかく その時 武器はなく 手ブラでした。

そこで もともと 違和感を 感じていた

仲介手数料の 計算を 上限45万円にして 

タブーである 手数料に メスを入れました。

 

 

しかし ただ 安いからって 

問い合わせが 来るはずは ありません。

とにかく 少ないながら 出会った方に 

売ることは 考えず とにかく 親切に 親切に

心から 喜んでもらう事だけ 考えました。

そうすれば いつか 誰かが

お友達を 紹介してくれるんじゃないか?と

 

 

又 ひとりでも 多くの方と 出会えるため

リナホームを そして わたしを 知ってもらうため

記憶に 残るような ブログ記事を

せっせ せっせと 書きました。

無難で 誰の 記憶にも 残らないより

なんじゃ この変態?って 敬遠されても

わたしを 知ってもらいたい

その内の ひとりでも 会ってくれれば

本当の わたしを 知ってくれるはず。

そんな風に 信じていました。

 

 

その後 月日が 経過し

喜んでもらうことを 考えている 姿勢を

ちょっとずつ 認めてくれる方が 現れ

紹介してくれる方も 増えたことで

お客様と 出会う 機会も 増えました。

 

 

そうして 念願だった 

過去に 取引した お客様との 

交流クラブ サポーターズ倶楽部も 

立ち上げることも 出来て

兄弟や 父親のように 慕ってくれる方が

ひとり また ひとり 増えていきました。

わたしは 人の 役に 立っている

出会った人を 幸せにしている

そんな 満足感も 高まっていきました。

 

 

そうして 振り返れば お陰さまで 

借金も 少しずつ 減っていき

この先 全額 返せる 目処も 立ちました。 

わたしの 年収は いまだ 300万円台ですが

社長が もっと 給料 貰えるよう 

僕ら 頑張りますよと 言ってもらえるような 

可愛い スタッフにも 恵まれました。

なので わたしは もう 充分 幸せです。

 

 

でも わたしは まだまだ 51歳

これから あと20年 ひとりでも 多く

わたしと 出会って 良かった

リナホームで 良かった

そんな風に 思って 頂けるよう

まだまだ 頑張ります。

 

 

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