なおきちゃんの住宅ローン講座【令和4年度版 変動金利編】
前回の 固定金利に 続き
変動金利について 説明します
まず もともとの 店頭金利は
ずっと 変わってません。
メガバンクは 2.475%で
そんでもって
この 店頭金利から
金利 引き下げを 実行するのが
優遇金利と 呼ばれるものです。
その 優遇金利の 内容や 条件は
金融機関によって 異なります。
今現在 0.5%を 下回る
変動金利になる 可能性があるのは
りそな銀行と 三菱UFJ銀行と
三井住友銀行と 三井住友信託銀行
以上の 4行に なります。
その内 最も 低い金利になる
可能性が 有るのは
三菱UFJ銀行で 0.325%
その次に 続くのは
三井住友銀行の 0.375%
続いて りそな銀行の 0.395%
このように 4%以下が 目白押し
これって 凄くないですか?
でもね 結構 ハードルは 高いです
三菱UFJ銀行の 0.325%は
購入する 物件価格が
3400万円以上であること
そして 頭金が 5%以上 あること
年収に 対して 7倍までの
借入金額で あること
そして 中古戸建の場合
建蔽率と 容積率の 違反がないこと
それらが 最低でも 条件となります
りそな銀行さんの 0.395%は
もう少し 柔軟です。
頭金が 2割近く 有って
お勤め先や 年収や 勤続年数など
総合的に 内容が 良ければ
0.395%が 実現します。
但し りそな銀行の 場合
キャンペーン期間中のみという事で
いつ 見直されるか 分かりません。
あと 中古戸建の 建ぺい 容積の
超過に対しては 厳しめですが
若干の 違反なら 融資可能です。
そして 三井住友銀行は
サイト上でも 公開されてない
ある 一定の 条件が 揃えば
0.375%が 実現します。
その ハードルは 意外と 低く
まず 融資 申し込み金額が
3000万円以上 であること
そして りそな銀行さんや
三菱UFJ銀行さんと 重複して
申込して 承認になってる場合
それが 整えば
0.375%が 実現します。
要は 他行さんと 競合で
金利優遇の 差で 決めたい
そんな方を 獲得したいという
三井住友銀行さんの 意向です。
ちなみに 中古戸建の
建蔽率と 容積率の 違反は
紀陽銀行に 続いて 柔軟で
取り扱いが ほぼ 可能です。
それと 関西みらい銀行さんは
金利 そのものは 0.665%と
さほど インパクトが 有りませんが
三大疾病特約付きの 団信なので
他行さんで 特約を 付けて
0.3%アップする事を 考慮すれば
実質 0.365%と
これまた 魅力的です。
しかも 融資金額や
物件価格などの 条件もなく
比較的 審査も 緩め
三大疾病の 特約を付けたくて
しかも 低金利で 借入したい
そんな方にとって 最も
有力な 提出先だと 思います。
そんでもって
最大の 金利優遇を 得られる方は
基本 どこの 銀行でも 通ります
それじゃ 最大の
優遇金利が 得られない場合
どれほど 優遇金利が 貰えるか
これは 各金融機関によって
さまざまな 結果が 予想されます
自己資金の 有無が
最も 結果を 左右しますが
諸費用まで 借入したいとか
年収に対し 目一杯 借りたいとか
その方が 求められる 条件で
どこに 提出すべきなのか?
それは ケースバイ ケースで
一概に 断定は 出来ません。
そして 最後に
ここまで 固定と 変動の
金利に 焦点を 当てて
比較 検討してきましたが
次回は 疾病特約の
内容を 比較したいと 思います。