【売却成功の鍵その4 値下げと価格交渉】
売り出し 開始後の 案内数と
内覧者の 滞在時間等で
成約に至る 可能性を
見極めることが 出来ると
前回 解説しました。
もし さっぱり 案内がなければ
この先 いつか
値下げを 検討するのですが
その際の 注意点を 伝授します
まず 出来るだけ その先
値下げを 繰り返さないこと
やむを得ず 値下げする場合
ある程度 インパクトのある
新価格にすること
それが 重要です。
仮に 2380万円であれば
100万円 値下げして
2280万円に するべきです。
2380万円を 小刻みに
30万円下げて 2350万円
それでも 効果が ないから
30万円下げて 2320万円
そんな事を 繰り返して
最終的に 2280万円になっても
一度も 大きな 流れを 作れず
次の 一手が 打ちにくくなります
なので やむを得ず
値下げする場合は 100万円単位
それが 好ましいです。
でもね 下げたから
必ず 売れるわけじゃない
また 更に 価格交渉も 入る
なので 本来 目指すべき
理想の ゴールは
一度も 値下げすることなく
3ヶ月程で 成約に 至ることです。
そんな 可能性を 秘めた
売り出し デビューにする事です。
ここからは ちょっと 自慢ですが
わたしが 過去に お手伝いした
売物件の おおよそ 9割は
売り出し開始から 3か月以内で
1度も 値下げすることなく
売主さまが 理想とする
成約価格と ほぼ 同価格で
適正価格よりも 若干 高めで
ゴールを 迎えます。
適正価格を 正確に 見極め
それより 少しでも 高く
それでいて 値下げせず
スムーズに 成約に 至る
ベストな 高めの 売り出し価格は
一体 いくらなのか?
それを ズバリ 見極めるのが
わたしに 与えられた 責任で
その結論を 売主様が 理解して
信頼してくれてる お陰です。
もし 適正価格が 2230万円で
売主さまの 成約希望価格が
2280万円だと しましょう。
最終的に 端数の 80万円とか
値段交渉が 入るはずなので
それに 応じる 余地があるよう
100万円ほど 上乗せして
売り出し価格を 定めます
はい ズバリ 2380万円です。
その先 商談に 至った際
購入申し込みの 金額が
2300万円 だとすれば
もともと 予期していた
端数80万円の 交渉ですから
変な 駆け引き せず
すんなり 応じて 契約します。
すると 成約価格は 2300万円
適正価格の 2230万円と
希望成約価格 2280万円より
若干 高く それでいて 期間も短く
ゴールを 迎えます
これが わたしが 描く
理想的な ゴールです。
そして 最後は
値段交渉について アドバイス
あくまで 売主さんは
少しでも 高く 売りたいし
買主さんは 少しでも 安く
購入したいと 考えています。
適正価格が 2000万円の物件を
2980万円で 販売してる場合
2000万円になりませんか?
なんて 極端な 交渉は入りません
かけ離れて 高すぎると
交渉すら 起こらないんです。
逆に 交渉が 入るということは
成約の 可能性があって
土俵に 乗っているという
ひとつの 目安になります。
でも その交渉を 断った場合
次に それよりも 好条件で
購入者が 現れるのか どうか?
その 保証は ありません。
端数80万円の 値段交渉が入り
ビタ一文 下げないと 返答すると
纏まらない 可能性が 高いです。
逆に 早期売却を 目指し
売り出し価格が もともと 安く
内覧者が 殺到する場合は
交渉を 断っても 纏まります。
あくまで 大事なのは
売り出し 開始する前に
価格交渉を 予期して
それに 応じれる 余地のある
売り出し価格を 設定すること。
その場合 予期した 範囲内の
交渉であれば 応じるべきです
そうしてでも 当初の 予定通り
欲の 出し過ぎは 禁物です。
あと 値下げした 直後でも
値段交渉が 入ります。
その場合 たとえ 10万円でも
応じれる 余地を 残してください。
あくまで 不動産取引は 縁のもの
購入希望者が 縁を 感じれる
多少の 交渉は 応じるべきです。