【宝塚で冤罪】

本日　非通知で　とある　一本の

電話が　掛かってきました。

電話を　取るなり　すごい剣幕で

「あんたとこの　会社の　車が　

　今　家の前の　道路を　逆行してきた！」

「ここを　どこと　思ってるんよ！　

　高級住宅地の　宝塚よ！」

「一方通行を　逆行してくるとは

　どういう　社員教育してるの！」

一方的に　捲し立てられました。

多分　声の　雰囲気からして

４０歳半ば　くらいの　教育ママっぽい

気の　キッツい　女性。

電話を　取った　わたしは

「いや　私どもの　社員で　今現在　宝塚方面に

　出向いてるものは　いないのですが・・・」

と　答えると　これが　マズかったのか

「どういう　対応よ！

　謝ることすら　出来へん　会社なの！」

と　機関銃のように　詰めてきます。

仕方なく　まずは　謝罪して

「ちなみに　どのような　車だったんですか？」

と　問いただしてみると

「赤い車！　セダンの　赤い車！」

と　怒鳴り　返してきます。

セダンの　赤い車？

ちょっと　ここで　ひるみました。

というのも　社員の　営業車で　１台だけ

赤い　セダンの　営業車が　あるからです。

「確かに　１台だけ　赤色の車があります」

と　わたしが　答えると

「それ！それ！　誰　乗ってるの！　

　今　通ったとこ！警察に　訴えるわ！」

と　ますます　ヒートアップしてきます

そこで　わたしは　

「セダンの　どんな　車種でしたか？」

と　質問すると

「そんなん　知ってる　訳無いでしょ！　

　わたしら　車屋さんやないねんから！

　でも　そんなに　大きくない車！」

と　おばちゃんは　答えました。

しかし　当社の　社員が　乗っている

赤色の　営業車は　３ナンバーで

まぁまぁ　大きい　車体です。

この辺で　もしかして　冤罪と　ちゃう？　

と　思いましたが

おばちゃんの　勢いが　止まらないのと

余り　多くないはずの　赤色の　営業車に

共通点が　あるので

取り敢えず　ずっと　謝り続けました。

「ちなみに　どうして　リナホームの　車だと

　分かったのですか？」

と　質問すると

「そんなん　車の　ボディーに

　リナホームと　書いてるやん！」

と　おばちゃんは　怒鳴ります。

わたしは　すかさず

「当社の営業車に　社名は入ってないのですが」

と　　反論すると

「知らんよ　そんなん！

　私だけやない　周りの　近所の人も

　リナホームって　文字を　確認した

　傍にいた　佐川急便さんも　証人や！]

と　喚き　散らします。

「リナホームって　社名が　分かったから

　ネットで　あんたとこの　電話番号　調べて

　今　電話してるんよ！」

と　更に　大声で　怒鳴ってきます。

何を　言っても　火に油を　注ぐだけなので

「そうですか・・・申し訳ありませんでした

　二度とない様　教育　致します。」

と　深々　謝罪して　電話を切ると

その　わずか　３分後

当社　スタッフが　乗っている　

赤い　営業車が　戻ってきました。

今　さっき　宝塚の　市街地を　

逆行してきたと　怒鳴ってきたので　

どう考えても　時間的に　合いません。

念のため　スタッフに　

どこに　行ってたのか？　聞い てみると

「案内用の　鍵を　借りに　中央区の

　業者へ　行ってましたよ

　それが　どうかしましたか？」

と　不思議そうに　答えてくれました。

実は　こんな苦情が　さっき　あってんと

スタッフに　打ち明けると

「逆行なんか　する訳ないですやん！

　しかも　何のため　宝塚へ　行きますのん！」

と　今度は　スタッフから　詰められました。

そんな　こんなで　当社は　無罪なのに

おばちゃん　いや　おばはん

いや　クソばばあに　偉そうに　怒鳴られ　

何回も　謝罪しました。

くぅぅぅ！　悔しい！　

折り返し　文句を　言いたいものの

掛かってきた　電話が　非通知だったので

かけ直す　術はなし。

赤い車で　●●ホームって　どこやってん！

リオホーム？　リノホーム？

もう！　悔しくて　モンモンします。