なおきちゃん伝 【奥さんとの出逢い】
なおきちゃん伝
【奥さんとの出逢い】
普段から 個人情報を
流出し 放っしの わたしですが
まだまだ ベールに隠された
わたしの ルーツを 時をみて
ちょこちょこ 紹介することにします。
この テーマタイトルの時は
わたしに なにひとつ 興味がない人は
さっくり 飛ばしてください。
わたしは みなさん ご存知のように
今は 不動産屋さんの 社長で ありながら
建築リフォームを 手がける
工務店の社長でも あります。
でも 約26年ほど前の 社会人デビューは
どちらの 業種でも ありませんでした。
いったい なんだと 思います?
実は 美容師さんです。
え? え? でしょ?
わたしは 関西学院という おぼっちゃま 学校に
中学受験で 合格し 通っていました。
大学入学が ほぼ 約束された
めぐまれた 環境にありながら
高校1年生のころから
なぜだか ずっと 美容師さんに 憧れていて
少しでも 早く 学校を 辞めて
美容師さんに なりたいと 思っていました。
高い 月謝を 払ってくれて
私学の ぼっちゃん学校に 通わせてくれている
両親は 当然 猛反対で
とにかく 大学へ 行ってちょうだいの
一点張りでした。
高校在学中に 長い間 両親と 話し合いましたが
意見が 交わることもなく
結局 最終的には
「とにかく 大学へ 入学して その後
どうしても 美容師に なりたかったら
その時は 仕方ない。 諦めるので 美容師に なれば良い。」
と 両親が 歩み寄ってくれました。
その頃 わたしは 意外と 成績だけは 良かったので
無事 法学部へ 入学し
大学へ 通うことと なりました。
みんなが サークルや 合コンに 夢中な 姿を 見ながら
「あー みんな 馬鹿じゃないの?
こんな 大学に 通っていても 時間の 無駄だ・・・」
なんて 思っていたので サークルにも もちろん 入らず
合コンなんかも わずか 1回しか
参加したことが ありませんでした。
そんでもって その頃 大ブームだった
ディスコも 結局 一度も 体験したこともなく
そのかわり アルバイトは 3つ 掛け持ちして
美容学校の 入学金とかを 貯めるのに 必死でした。
そして 大学 2回生になる前に
「このまま 大学に 通って 企業に入り
美容師を 諦めたら いつか 必ず 後悔すると思う。」
と 両親に 打ち明けたら
とうとう 両親も 「もう 好きに しなさい・・・」と
仕方なく 許してくれました。
その後 わたしは 1年間 大学に 行ったことで
美容師になるのが 1年 遠回りに なったので
それを 取り戻すために 美容学校へ行かず
見習いで お店に 勤めながら
通信教育で 美容学校に 通うことにしました。
そこで 以前から わたしが お客さんで 通っていた
美容室の 経営者の人に 相談したところ
「技術の しっかりしたところで 修行したほうが 良いよ。」
「なんだったら 良いところを 紹介してあげようか?」
って ありがたいことを 言ってくれたので
即座に お願いすることにしました。
そこで 面接を 手配してくれた お店は
大阪市 城東区の ある 美容室でした。
兵庫県 西宮市 在住の わたしにとって
城東区なんて 行ったこともない 未知の場所だったので
自分勝手に 難波や 梅田とかの
大都市を イメージしていました。
わたしは ヘアーショーや 雑誌のスタイリストなどの
華やかな世界で 活躍する 美容師に
なりたかったので 城東区の 都会の お洒落な
美容室で あれば 願ったりだと 思っていました。
面接当日 城東区関目にある
谷町線 関目高殿駅に 初めて 降りた時
「あれ? なんか 全然 思ったより 都会じゃないぞ?」
「全然 お洒落な 若い人が 見当たらないぞ?」
って ちょっと 不安になりながら
面接先の 美容室を 探しました。
少し うろちょろして ようやく 見つけた その お店は
なんと ロレアルサロンで
しかも 店構えも 見るからに おばちゃんパーマ屋さん。
さすが お客さんも 見事 おばちゃんばっかりで
モッズヘヤとかを イメージしていた わたしにとっては
相当な ショックでした。
「こりゃ まいったな・・・ 面接 行かないで おこうかな?」
なんて まじで 悩みましたが
紹介してくれた人の 顔を 潰すと 悪いので
とりあえず 面接だけしてもらい
さっくり 断ろうと 思い
その おばちゃんパーマ屋の 入口を 開けました。
すると 経営者らしい おばちゃんから
「面接の子やね? ちょっと 座って 待っとき」
って 言われ 客待ちの 椅子に 座わることになりました。
座って 店の内装や ディスプレイを 見渡すと
どこを 見ても お洒落度 ゼロ。
まさしく 正真正銘の おばちゃんパーマ屋でした。
従業員だけは 7人くらい 居るものの
どれも センスのない 人ばかりに 写り
「あー こりゃ ほんとに 最悪だ・・・・」と 思った矢先
今まで 死角になっていた
カット フロアから ある 一人の 技術者の 女性の姿が!
そり 今まで 出会ったことのないくらい
ほんと きれいな人で 一瞬で 一目惚れしました。
面接後 絶対 断ろうと 思っていたのですが
「こんな きれいな人が 働いているんだったら
この際 おばちゃんパーマ屋さんでも いいか!」
ってことで その後の 面接で
採用が決まり 入店させていただくことになりました。
そう その 一目惚れした きれいな 女性こそが
わたしの 奥さん なんです。
ちょっと 素敵な 出逢いでしょ?
その後 奥さんと どうやって 結婚し
わたしは なぜ 不動産屋さんになったのか?
そのへんの ルーツは また 次回
いつか 紹介することにしますね。